電子書籍リーダーの「Kindle(キンドル)」を購入して間もなく一年が経ちます。
購入:2020年11月
現在:2021年10月
長らく 紙の本 派だったワタシが、「Kindle」購入を機に、電子書籍に完全乗り換えをしてみたので、その使用感をまとめます。
また3段階あるグレードの中でもあえて最上位の『Kindleオアシス』を選びましたので、機種のレビューも併せて行っていきます。
いまは紙の本だけど電子書籍リーダーには興味がある人
どの電子書籍リーダーがいいか知りたい人
Kindleのどのグレードにするか悩んでいる人
は参考になる内容だと思いますのでぜひご覧ください。
それではいってみましょう!
結論:めっちゃイイやん、Kindleオアシス
超絶オススメです。
理由がたくさんあって、ぜひ伝えさせてください。
オススメの理由は「3段階」あります(多い
ざっくり言うと、
まず電子書籍リーダーは絶対オススメですし、
中でもAmazon社の「Kindle」はコスパに非常に優れていると思います。
中でも『Kindleオアシス』は最上位機種=高いので思い切った投資でしたが、結果的に大満足の買い物になりました。
1.電子書籍リーダーは、紙の本に勝るメリットあり
2.電子書籍リーダーなら、「Kindle」が良い理由
3.最上位モデル『Kindleオアシス』を一年使った感想
1.電子書籍リーダーは、紙の本に勝るメリットあり
かつて生粋の「紙の本」派だったワタシが、電子書籍リーダー(Kindle)に乗り換えて良かったと実感している理由は以下の通りです。
- 本棚を処分できた(部屋が広くなった)
- 持ち運びがノンストレス
- 欲しい本が、スグに・安く手に入る
- メモ機能のレスポンスが遅い【デメリット】
3つの魅力がありますが、
一つだけ改善して欲しい点もあるので、デメリットとしてちゃんとご紹介します。
①本棚を処分できた(部屋が広くなった)
電子書籍リーダーに乗り換えてよかったことのまず1つは「物理的な効果」です。
ズバリ、本棚が要らなくなる。
すべて電子書籍リーダーの端末に収納されるので、本棚は不要になります。
実際、ワタシの場合部屋にあった大きな本棚を処分できました。
幅7~80センチ・高さ2mくらいの本棚で、一緒に処分した本・マンガは全部で「ダンボール4箱分」にもなりました。
文字通りの”物置き状態”だった部屋も、見事に復活しました。
今ではすっかりキレイになった部屋を眺めては恍惚の表情を浮かべていますが、ワタシは変態ではありません。
ちなみに、どうでもいいですが、本棚を無くしたところに「懸垂機」を置こうかと検討中です。背中の大きい男らしいオトコになりたいという欲望があります。
こんなヤツ。
電子書籍に替えることで本棚に使っていた分を他のことに使ったり、広々とゆとりある部屋にできるといった「物理的な省スペース」を得ることができます。
よく読書をする人であれば、人によっては「本棚のサイズ」に家賃が左右されてしまっているケースもあるでしょう。
もしそういう人が引っ越しを控えているなら、電子書籍に乗り換えることで「本棚用のスペース」が不要になり、家賃自体をを節約することもできちゃいます。
「紙の本」を処分するには無料買取サービス:『もったいない本舗』がイイ感じでした
ちなみに、本の処分に使った「もったいない本舗」というサービスがいい感じでしたので紹介しておきます。
買取価格は決して高くなかったかもしれませんが、
- ダンボール(ガムテープ)を無料提供してくれる
- 集荷もメール一本でスグに手配できる
- 配送料が無料
などのメリットがありました。
申込みから振り込みまで「終始ちゃんとしている業者だな~」という印象で、気持ちよく本を処分することができ、とても満足しています。
もし本の処分を検討しているのであれば、チェックしておきましょう。
部屋から本棚が要らなくなり、広々使える(家賃が安くなることも)
②持ち運びがノンストレス
言わずもがな、電子書籍リーダーにすれば、重い本を持ち運ぶことはなくなります。
ワタシは本に対してけっこう浮気性なところがあり、”今の気分だったらコレ読もうかな~”と1冊を読みきらないウチにあれこれ手を出すクセがあります。
「紙の本」だったころでさえ、仕事カバンに2~3冊を同時携帯して重さに耐えながら読書ライフをなんとか満喫していました。
二宮金次郎状態です。
すみません、よく言いすぎました。
それはさておき、読書あるあるに「一冊読み終わった時に、次の本が無いと読書が続けられなくなる瞬間」があります。
たいていそんな時は、”まぁしょうがないか”とスマホに手を伸ばしたりして、その時点で強制的に読書が中断されてしまいます。
でも、電子書籍リーダーであれば、何冊でも、何百冊でも持ち運ぶことができますので、その心配はなくなります。
まさに本棚を持ち運ぶようなもんです。スゴイですね。
本1冊分の重みすら無いのが電子書籍リーダー。持ち運びがよりスムーズに・快適に
それと、本1冊よりも電子書籍リーダー1機の方が、小さく・軽い点も魅力です。
「紙の本」であれば、本の種類によってはかさばってしまったり、あるいはカバンの中で本が折れてしまって萎える、ということもあるでしょう(ワタシはよく萎えていました)。
でも、電子書籍の場合、リーダーが小さくカバンの中を圧迫しないので、仕事カバンにもすっと入りますし、旅行やお出かけなどどんな時でも気軽に携帯できます。
ワタシは休日出かけるときにいつも持ち運ぶようにしていて、できるだけ自己投資の時間を作ろうと努力しています。
こういった小さい工夫ができるのも電子書籍リーダーのお陰で、地味にありがたいな~と思っています。
”本棚をまるごと持ち運べる”のに、本1冊以下の軽さという神パフォーマンス
③欲しい本がいつでもどこでも・スグに手に入る
これもなかなかの威力です。
紙の本であれば、当然ですが書店に行かなければ本を買うことができません。
実店舗の場合、ワタシはたまたま最寄り駅に『ジュンク堂』があったのでそこまで困ることは無かったのですが、
もしあなたの家の近くに大きめの書店がなければ欲しい本があるのに「取り寄せないと無い」など、お目当ての本を見つけ出すのに苦労しているかもしれませんね。
また、大小に関係なく実店舗行く手間や時間も必ず必要になります。
電子書籍は、在庫の心配をする必要が無いし、移動の手間が一切かかりません。
いや、ネットでポチればいいじゃん!何言っちゃってんの!?はぁ?
待ってください、落ち着いてください。
確かにネットの「ポチっ」は、場所も時間も選びません。
でも!
ネットで注文しても「紙の本」だと結局、配達の時間が必ずかかるため、ポチってから手元に届くまでにタイムラグは生まれてしまいます。
東京などの都会に住んでいるのであれば、Amazon即時配達などが機能するかもしれませんが、ワタシのように地方住まいだとそうはいきません(四国在中です)。
でも、電子書籍であれば、あなたがどこに住んでいようと、ネットさえつながって入れば、買った瞬間必ずその場で手に入ります。
- SNSで好きな発信者(インフルエンサー)が紹介している本を見て買いたくなれば、その場でポチって手に入れることができる
- 好きな著者の新刊が出た時に、手元にスマホさえあれば仕事中だろう、旅行中だろうとポチッと購入することができる
気になった時、欲しくなった時にいつでも、スグに、その場で買うことができる
④メモ機能のレスポンスが遅い【デメリット】
正直言うと、欠点もあります。
唯一くらいの不満なんですが、操作が遅い。
Kindleには、「ハイライト・メモ機能」という機能が搭載されています。その機能自体は見直しや復習に優れていて良い面もあるんですが、操作時のレスポンスが遅いのなんの…
普段、スマホやタブレットでヌルヌル快適な操作感に慣れてしまっているので、最初は戸惑うレベルの遅さでした。
レスポンスが遅いと何がイケないの?
例えば、紙の本ならマーカーで線を引くような「ハイライト機能」の場合、これをいざ使おうとすると指定範囲を間違えたり、間違えた範囲を微調整するのに時間がかかったりしてしまいます。
正直ちょっとイラッとする場面はいまだにあります。ワタシは指先が不器用ってワケでもないハズなので、相当器用な人でないとこの操作感はストレスになると思います。
このあたりは今後の改善に期待したいところです。
とはいえ、他のメリットがあまりにも大きく、それくらいの不満はミジンコレベルで気になりませんので、期待していいのではないかと思います。
電子書籍リーダーの紙の本に勝るメリット【まとめ】
ここまでをまとめると、
- 部屋から本棚が要らなくなり、広々使える(家賃が安くなるかも)
- ”本棚をまるごと持ち運べる”のに、本1冊以下の軽さという神パフォーマンス
- 気になった時、欲しくなった時にいつでも、スグに、その場で買うことができる
- 操作感には慣れとガマンは必要
電子書籍リーダーは本棚の置き場所や、持ち運びの嵩(カサ)など、物理的な制約・負担から開放させてくれる心強い味方です。
また、欲しい本がスマホの中でスグに見つかり、いつでも、どこでもポチッと購入できる、まるで”四次元ポケット”のような頼もしいツールと言えるでしょう。
電子書籍リーダーは、現代の”四次元ポケット”だ
2.電子書籍リーダーならKindleが良い理由
この記事ではずっと「Kindle」を上げていますが、電子書籍リーダーは他にもあります。
例えば、楽天が出している「kobo」や、iPadなどの「タブレット」も電子書籍リーダーにすることができます。
基本的には「Kindle」がオススメです。
「Kindle」がオススメできる理由は3つあり、
- 蔵書量が最多
- 本のセールを頻繁にやっていた、安く購入できる
- Kindle本体のセールもやっているので、初期費用を抑えられる
④蔵書量が多い
Amazonの公式発表によると、現在「700万冊」までラインナップが増えているようです。
購入当時は600万冊だったと思うので、1年で100万冊増えた計算になります。
そう言われても多いか少ないかわからないし…
大事なのは欲しい本があるかでしょ!
はい、コレばっかりは趣味嗜好がありますから、絶対に〇〇!とは言い切れません。ご自分でAmazonを開いて調べてもらうのが一番だと思います。
参考までに、ワタシのケースをお伝えしておきますね。
ワタシは、2020年11月の購入から約1年で70冊の本を購入しています。
その間、欲しかったけど「Kindle電子書籍に無かった本」は、たった2冊だけです。
⑤本のセールを頻繁にやっている
「安さ」はとても重要な要素なので、丁寧に確認しましょう。
まず、そもそも電子書籍は紙の本より安上がりに手に入れられます。
電子書籍はそもそも安上がりに本が手に入れられてお得です
電子書籍は元々、「紙の本」に比べて出版に至るコストの部分が低い分、通常価格がすでに割引された設定になっています。
例えば、ワタシの副業へのモチベーションを爆上げしてくれた名著『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』を見てみると
このようなカンジ。
計算してみると、紙の本に対して10%引きの値段になっています。
- 定価(紙の本) :1,540円
- 電子書籍(Kindle):1,386円
価格差:154円(10%引き)
他にも見てみましたが、割引率は本によって差がありそうです。
人気マンガ(4.6%引き)
世界的名著(24.2%引き)
70万部超えのベストセラー(29.2%引き!)
※価格は記事執筆時点(2021年10月中旬)のものです
※価格が変更されている場合もありますので、気になる方は画像をクリックして直接確認してみてください。
約5%~30%の割引率です。
仮に「1割引」としましょう。
たとえ「1割引」でも10冊買えば、まるまる1冊分得することができます。
あなたが読書家だったり長期的に読書を続けたいと思っているのならその差は広がるばかり。
電子書籍で読書をする人はそれだけ「お得」に読書ライフを送ることができます。
ただし、それダケではありません。
「Kindle」は想像以上に安く本を手に入れられてビックリする
電子書籍というダケでかなり安くなっているのに、KindleのAmazonはそれに留まりません。
さすが世界企業です。
さすがジェフ・ベゾスです。
「Kindle」では、割引のキャンペーンやAmazonプライムの会員特典など豊富なキャンペーンがラインナップされています。
こういったキャンペーンを活用した場合とそうでない場合の購入コストの差は圧倒的になります。
具体的にいくつかご紹介しましょう。
Amazonプライム 会員特典:PrimeReading
「無料なんだから、どうせ大した本が出てないんでしょ?」
と思った方いませんか?ワタシは思っていました。
ところがどっこい。
こんなベストセラーや、こんな名著もあります。
(2024/11/15 12:45:36時点 楽天市場調べ-詳細)
(2024/11/15 12:45:37時点 楽天市場調べ-詳細)
すでにAmazonプライムに入っている人も多いのではないでしょうか。
すでにAmazonプライムの他のサービスを活用できている人であれば、「Prime Reading」は実質無料で本が読めるような気分にもなれるでしょう。
また、もしAmazonプライムに入っていないのであれば、「Prime Reading」や他の「動画配信(プライム・ビデオ)」「配送料無料・即時即日配達」など、年会費5,000円に見合ったサービスを受けることができると思いますので、ついでに入会を検討してみてください。
割引キャンペーン各種
- 季節ごとのキャンペーン
数は限られますが、「半額セール」もよくやっています。
お目当てのものが見つかれば大勝利ですね。
- 日替わり・月替りセール
更に数は絞られますが、日常的にセールをやっています。
覗いていると意外と有名作品も出ている場合があるので、ワタシも気が向いたらチェックするようにしています。
例えば、2021年10月はこんなラインナップでした。
電子書籍 × Kindle でいかにお得に本を手に入れられるかがわかったと思います。
⑥端末本体のセールもやっている
「Kindle」シリーズはグレードが3段階ありますが、いずれも端末自体、頻繁にセールになります。
むしろ、体感では”セールの時に買わないのが損”です。
「むしろ割引価格が定価」くらいの気持ちでセールを待ってください。
- 「Kindle」はとにかく安い
- 700万冊と品揃えナンバーワン(2021年10月現在)
- キャンペーン・セールを頻繁にやっていて掘り出し物が見つかるかも
- Kindle本体はどのグレードも、本体セール時に購入すべし
「コスパ最強」のひと言
3.最上位モデル『Kindleオアシス』を一年使った感想
正直、買ってから使ってみるまでは不安もありましたが、今ではすっかり”あの時思い切って投資をして良かった”と思います。
というのも、「Kindle Oasis(キンドル オアシス)」はグレードが3段階あるシリーズの最上位モデル。
購入価格は約3万円となかなかの高額商品です。
中位、下位モデルの倍以上の金額ですから、自分としては「エイヤっ!」の気持ちでポチったのを今でも覚えています。
ですが、結果的には大満足です。
最後の章では、『Kindleオアシス』を使ってみての感想と、他モデルの比較をしてみます。
まず結論から。
『Kindleオアシス』が、他の中下位のモデルに無い魅力は
- 大容量32G、容量オーバーの心配が無い
- デザインがオシャレ、スッキリしている
- 読書熱が自然と高まるおまじない(個人差あり)
が挙げられます。
⑧安心の大容量32G
Kindleオアシス以下のモデルは「8G」がデフォルトです。
Kindleオアシスは、「8Gか32G」か選べます。
どれくらいの容量なのかというと、ぶっちゃけ8Gの場合、物足りなさを感じます。
コチラのサイトを参考にすると、「8G」で収容できるマンガは約110冊です。
マンガ好きのワタシからすると、ラインナップ予定として
ビジネス書を中心としつつも、”好きなマンガがセールしていれば買い”のスタンスなので、マンガ100冊だけで容量いっぱいを迎えるのは心もとないと感じました。
1年2年の使用ではなく、5年10年の長きに渡った使用で、
容量を気にして整理をしたりするのはメンドクサイ
という個人的な希望から「32G」にしました。
気になるお値段ですが、8Gから32Gと容量を4倍にしても、その価格差はわずか3,000円です。
「大容量」にしたからといってもボラれている感じもせず、これくらいならセールで充分吸収できる値段なのでむしろ割安にも感じます。
「32G」にすれば当面、ダウンロード時に「あとどれくらい容量残ってるかな?」「マンガ落とし過ぎかな?」と気をもむ必要がありません。
2021年11月に、中級グレードの「Kindleペーパーホワイト」に「シグニチャーエディション」という新しいモデルも発表されました。
通常モデル「Kindleペーパーホワイト」に+5,000円を「大容量32G」にしたモデルです。
大容量「32G」の需要が多いことが見て取れます。
大容量がイイけど、最上位モデルはちょっと
もうちょっと費用を抑えたい
という人には「Kindleペーパーホワイト シグニチャーエディション」がオススメできます。
⑨デザイン性が良き
ワタシがポチを決めたきっかけに「人間工学に基づいたデザイン」があります。
意味はよくはわかりませんが、実際デザインは他のKindle端末より随分スマートでオシャレだとおもいます。
画像にある通り、片手でも安定して持ち続けられるし、指が滑って端末を落とすなんてこともほとんどありません。
見た目のデザイン性は他の端末にない「Kindleオアシス」独自の魅力です。
⑩読書熱が自然と高まるおまじない(個人差あり)
また、個人差があると思いますが、ワタシには確実に魅力の一つに感じていることがあるのでご紹介します。
それは、”3万円も出したのでちゃんと使わなきゃ”と「読書に対するモチベーション」が底上げされていること
これはかなり個人的な感想だと思いますが、ワタシなりの満足感の一つです。
『Kindleオアシス』は充分元が取れる投資
【まとめ】電子書籍リーダー・Kindleは、ワタシの読書ライフを快適に、人生のQOLまで爆上げしてくれました
大げさなまとめタイトルにしましたが、嘘ではありません。
読書体験は、自分の人生の質(=QOL)を高めるための最高の投資です。これはワタシではなく、数多の偉人・賢人が言ってきたことなので間違いないのでしょう。
そんな「最高の自己投資」をコレだけ快適に、超コスパで実行させてくれる電子書籍リーダー、特に「Kindle」はもはや人生の大事なパートナーと言っても過言ではないでしょう。
「Kindleオアシス」を1年使ったので感想まとめ
- 本棚が要らなくなり、部屋を広く使える
- 持ち運びが軽々で、仕事でも旅行でもいつでも携帯できる
- 欲しいと思った時にスグに手に入る。しかも安く手に入る
「Kindle」は人生は最高のパートナー
電子書籍リーダーによる快適読書生活をはじめましょう。
>>>Kindle
>>>Kindleオアシス